RUGBY
2022年6月5日
おはようございます。
6月5日 日曜日の朝です。
昨日は、列車と徒歩で大会に行ってきました。
バスやメトロを使えばもう少し歩かなくてもいいだろうけど、駅からグラウンドまで約1時間歩いてきました。(往復)
大会マネージャーの、マイク・ホイヤーさんは依然お元気で、キャンセルチームが出るたびに慌ただしく動かれていました。
コロナで2年大会が中止だったこともあり、レフリーはほとんど知らない顔ばかり。大会もコロナの影響でまだまだ以前程の盛り上がりはありません。
Andrew Small氏と久しぶりに再会。今大会ではレフリーコーチとセレクターをされています。
2004年に南アフリカダーバンで行われたIRB(その当時はワールドラグビーではなく、遠い昔です)19歳以下の世界大会に参加したときに、イングランドからのレフリーとして参加していました。現在はイングランド協会のレフリーディベロップメントの仕事をされてます。
桑井さんは、3試合を割り当ててもらって、1試合がキャンセル(チームがキックオフ時にグラウンドに来ず)、2試合を担当。男子のスピーディーな試合を担当しながら、セブンズでレフリーの動きを学んでいます。
急遽、1試合もらった試合はテンズ(10人制)では、パワフルなおじさんの試合でしたが、冷静にしっかりとレフリングできていました。しっかり進歩しています。
昨日の夕食は、 Berndとピザ。
クワトロフォルマッジを白ワインといただきました。
2022年6月1日
おはようございます。
5月29日の埼玉ワイルドナイツと東京サンゴリアスの試合を持ってリーグワンは終了しました。
今シーズンのベストレフリーは、ファイナルを担当した久保さん、セミファイナルのレフリーとファイナルのARを担当した川原さん、滑川さんでした。
また、Div1からDiv3を担当したレフリー、TMO、アシスタントレフリー(AR)、サイティングコミッショナー(CC)、サイティングコミッショナーリエゾン(CCL)、ピッチコントローラー(PC)、タイムキーパー(TK)の皆さん、コロナ禍の長いシーズン、お疲れ様でした。担当する週には必ずPCR検査に協力いただき、ありがとうございました。(レフリー、TMOは2週に1度は必ず受検)
Finalの翌日にはJRLOアウォードが渋谷で開催され、ベストホイッスル賞に久保さんが選ばれました。
受賞時の久保さんのスピーチは
リーグワンとウルグアイ代表、フランス代表との国内開催テストマッチの隙を見て、ヨーロッパに出張。
アウォード会場から成田空港近くのホテルに移動し、翌日(5月31日)出国。
エールフランス航空で、成田からパリ・シャルルドゴール空港を経由してロンドン・ヒースロー空港の長旅。
座席はほぼ満席。3人がけに親子2人などはありましたが中央の4人がけにも4人座って、日本時間の朝10時30分に出発して、パリには現地の19:15に着陸。フライト時間は、8時間45分+時差分7時間。
そうです、16時間近く閉じ込められていました。
食事は、離陸してしばらく気流が悪かったこともあって2時間以上たって昼食が出され、着陸の2時間前に軽食が出されました。
機内では、映画を鑑賞。
「あのこは貴族」
「リスタート」
「ウエストサイドストーリー」
「シング2」
「King Richard」
長かった。遠かった。
パリで乗り継ぐはずのロンドン行きの飛行機の到着が遅れ、1時間遅れて出発。
ヒースローに着陸したのは。22時過ぎ。
空港近くのホテルを予約していたのに、空港からのホテルシャトルバスが22:30で終了していて、なんとかタクシーで移動、チェックイン。
本当に長い、長い、1日でした。
2021年6月8日
こんばんは
先週末は、スーパーラグビートランスタスマンも4ラウンド。
全勝の3チームがボーナスポイントでファイナルに進む2チームになれるか、という様相になってきました。
今週もいくつか興味あるハイインパクトなディシジョンがありました。
クルセイダース 対 フォース
前半最後 40分59秒のTMO → 腕からはボールは離れていませんが、ノックオンの判定でした。
後半 50分02秒のTMO →フォースがタッチに出そうなボールをインフィールドに戻し、パス。キャッチミスからそのままクルセイダースがトライ。TMOでインフィールドに戻せていたか確認したところ、タッチラインに足がかかっており、トライはキャンセルされ、クルセイダースボールラインアウト。
60分22秒はキックの落下地点から10m下がらないプレーヤーがオフサイドの反則を取られた場面。競技規則の明確化(ルーリング2021−2)そのものでした。
レッズ 対 ブルーズ
後半 48分18秒 TMOで確認して、ボールは後ろに出て、前に転がったとしてノックオンではなく、トライが認められた場面。
78分40秒 リフトタックルの反則
ハイランダーズ 対 ワラタス
前半 2分10秒 いきなりのトライでしたが、TMO。デコイで走ったプレーヤーがオブストラクションしている可能性ありでしたが、そのままトライが認められました。
チーフス 対 レベルズ
前半 8分40秒 こちらはトライの後でTMOでオブストラクションになった事象です。
ブランビーズ 対 ハリケーンズ
前半 23分36秒 頭部へのタックルでしたが、タックルされたプレーヤーがパスを放った後、明確に沈んだのでイエローカードで済みました。
さて、最後にブランビーズ対ハリケーンズの後半73分29秒のトライ場面でのTMOによるトライキャンセル。
違和感ある方、おられますか?
違和感があれば、TMOの素質ありです(笑)
2021年6月3日
こんばんは
今日は長い1日でした。
ワールドラグビーのLRG(Law Review Group) メンバーとしてのミーティングが、Zoomで行われました。
対面のミーティングは2019年の6月に1回(イングランド)、2020年3月に1回(パリ)で、それ以降はZoomでの開催になってしまいました。
世界の各所(ヨーロッパ、南アフリカ、ニュージーランド、オーストラリア、アメリカ、アルゼンチン、フィジー)から参加するので、日本時間は朝の5時開始。
スーパーラグビーや各国で行われている試験的競技規則から、グローバルで行う試験的競技規則を、話し合いと投票しながら決めていきました。結果をもとにワールドラグビーのハイパフォーマンス委員会で討議され、6月半ばに行われる理事会での承認を経て、ワールドラグビーから発表されます。
発表に向けて、資料作りに入ります。
その後、10時からは韓国協会の崔会長とのミーティングでした。
大阪朝鮮高級学校の監督でNTTドコモレッドハリケーンズにもおられた呉先生が、崔会長のブレーンをされておられ、会長自らレフリー委員長を兼任してマッチオフィシャル改革に取り組まれておることから、そのアドバイスを求められています。会長さんも日本語を喋られるので、日本語でのミーティングです。
今日は日本の技術部門MOの、レヴューイング、セレクター、コーチングなどについて意見をしました。
明日からスーパーラグビートランスタスマン、4ラウンドですね。
2021年5月30日
おはようございます。
トランスタスマンも3ラウンド。
2ラウンドまで、ニュージーランドチームの全勝です。
一昨日のハリケーンズとフォースの試合
ファールプレーの事象。
後半55分23秒 クリーンアウトが危険なプレーの可能性があるとしてTMO。
ジャッカルしているプレーヤーのクリーンアウトとしては、他に方法が無いように思えますが、、、
モールでのトライの事象。
後半71分20秒 ラインアウトからモールを形成するときに少しずらした時のプレーがオブストラクション。
前方で相手を妨害した後に、モールの一部になったとの判断。
昨日のレッズとチーフスの試合は、いろいろありましたね。
前半15分の デリバレイトノックオン
前半21分の 危険なプレー
後半58分の エアーコリジョン(空中での競り合い)
後半69分の インゴール
凄い試合でした。
観られていない方もおられるでしょうから、詳細は来週にでも。
2021年5月26日
おはようございます。
一昨日のトップリーグ表彰式、いかがでしたか?
技術部門マッチオフィシャルのFacebookでも告知しましたように、24日(月)18:00からリモートで行われました。
毎年、トップリーグチームとメディア関係者の投票で決定していた「ベストホイッスル賞」を、最後の表彰式で名称を変更できました。(麻生さんがベストレフリーじゃなかった、ということではありませんよ)
今年から、チームとメディア関係者の選んだレフリーに「マニフレックス賞」ということになりました。
最後の年に、久保さんが受賞しました。
おめでとうございます。
この表彰式での、最大の「いいね!」は、3位表彰のためにトヨタ自動車を代表して登壇した、滑川君の言葉
まずこの場にキャプテンである、キアラン・リード、そして茂野海人がちょっと所用によりこれてませんが、滑川で勘弁してください。(笑)
滑川君;今シーズン、もちろん優勝目指してやってきましたけど、そして3位という悔しい結果になって来シーズンに忘れ物ができました。それを必ず来年取り返すためにも、もう一度チーム一丸となって、頑張っていきたいと思いますので、またトヨタ自動車の応援よろしくお願いいたします。一年間応援ありがとうございました。
スリムクラブ眞栄田さんの質問;先ほどレフリーの資格の話がありました。資格とったことでなんかプレーも変わったりするもんです?
滑川君;そうですね、まあ、ルールはしっかり覚えました。(笑)あとはレフリーに対してすごい文句を言ってた身分だったんで、それを、ちょっと静かに、うまくレフリーと試合を運べるようにはなったかな、と
やっぱり、サントリーの中村さんとか、すごい、文句言ってらっしゃるので、僕が吹けるようになったら、ビシバシしばいていこうかな。
帝京の後輩たくさんいるので、もう厳しめに。
一つのスピーチに、笑い、感謝、メッセージと、堂々と話ができるところ、クレバーです。
さすがMO TIDです。
来シーズンが楽しみになってきました。
お疲れ様でした。
2021年5月22日
こんにちは
半年ぶりの投稿です。
新型コロナ感染症が収束しないまま、開幕を延期して2021シーズンが始まり、1試合の中止はありましたが、無事に決勝を迎えることができました。
トップリーグ運営に携わってくださっている皆様、チームの皆様のご努力の賜物と、感謝申し上げます。
安定感のあるサントリー、神戸製鋼、パナソニック、力のあるクボタ、トヨタも強さを感じるシーズンとなりました。TJ・ペレナラを擁して強化を図ったドコモの躍進と、2年ぶりのトップリーグ、最後のトップリーグを終えられそうです。
新リーグへの移行を睨んだシーズンだったため、チーム間の温度差は感じましたが、MO(マッチオフィシャル)にとっても次シーズンへの課題が見えてきて、楽しみなオフシーズンになりそうです。
明日の試合のレフリーは、麻生彰久さん。
トップリーグが行う投票で決まる「ベストホイッスル賞」を独占していたトップレフリーで、ラストトップリーグを締め括るのに適任だと思います。
小生は、NHKの副音声を担当します。
2020年11月7日
おはようございます。
新型コロナの感染者は依然減る傾向にはありませんが、ラグビーが戻ってきました。
一部感染陽性者が出て、試合が中止になったり、リーグの中止が発表されたりしていますが、トップリーグチームは1月開幕に向けて準備を進めています。
昨日は、キャノンと日野のFW合同練習に行ってきました。
久保さんがレフリーで参加したFW合同練習ですが、この参加は自身の勉強のため、チームがどんな風に考えているのか、コーチやプレーヤーと話もできるいい機会でした。
キャノンの林コーチ、沢木コーチといろいろな話ができ、日野の箕内HCや久富選手とも久しぶりに会えました。
スクラムを双方2本ずつ、ラインアウト争奪を4本ずつ、ラインアウトモールをGLから10mと5mの1本ずつ(両チーム2本ずつ)を1セットで4セット。
帰りには、多摩センターで、国際試合などでお世話になっている、一般社団法人日本スポーツ審判ラジオマイク運用協会の山田さん、岸本さんと打ち合わせ。大学選手権やトップリーグのラジオマイクの運用について意見交換しました。
今から、リコーの砧グラウンドでリコーブラックラムズとクボタスピアーズのプレシーズンマッチに。
ディベロップメントレフリー の三井さんのパフォーマンスチェックも兼ねてですが、トップリーグチームの戦術やプレーを勉強すること、HCたちと話をするのが大きな目的。
松岡トップリーグマッチオフィシャルマネージャーも来る予定です。平日は中学校の教頭職にありながら週末はこのようにラグビーのために時間を割いてくれ、頭が下がります。
こちらに来て、1冊読了。
新聞の書評に掲載されていたので、手に取ってみましたが、法律の拡大解釈で起きる怖さを感じました。
都構想、学術会議、大統領選挙などなど、考えさせられることが多いですね。
2020年9月22日
こんばんは
4連休も終わりましたね。
コロナ感染者数0にはなっていませんが、随分日常に戻ってきた感じです。
イベント規制も緩和されましたが、19日(土)にグランフロント梅北広場でのイベントに呼ばれて、行ってきました。
冨岡耕児さんのFIVESのイベントで、車椅子ラグビー、ワールドカップ日本代表のトークショーなど、梅田のど真ん中でのイベントでした。
当初は、神戸製鋼、近鉄、ドコモの選手も参加予定でしたが、このコロナ禍で残念ながら不参加になり、
日野レッドドルフィンズ(前神戸製鋼)の木津くん、アメリカリーグでプレーしている畠山くん、そして浜畑こと廣瀬くんがトークショーがメインに。
スペシャルゲストとして、新リーグ準備室のトップ、谷口真由美さんが登壇しました。
谷口さんとは、日本協会のZoom会議ではお目にかかっておりましたが、実際にお話ができていなかったので、とてもラッキーでした。
新リーグでのレフリーについて、お話をする約束を取り付けることができました。
出会いに感謝です。
お仕事はひっさしぶりのレフリー。
タグラグビーのレフリーを少しばかりしましたが、途中でカメラマンに、
「トライガールズを撮影するのに邪魔なので、反対側でレフリーしてください。」
と注意されました。
レフリーは楽しいですが、疲れました。
2020年7月9日
こんばんは
お久しぶりです。
バタバタと慌ただしい毎日を過ごしており、すっかりブログから遠ざかってしまっています。すみません。
久しぶりの投稿です。
昨日(7月8日)に、ワールドラグビートレーニング&エデュケイションのアジアエリアで、Zoomを使った研修会が行われました。アジアラグビーに属するワールドラグビーのトレーナー資格者を対象に行われました。日本にはMO担当のトレーナーが2人、河野さん(関東協会レフリー委員長)と小生がいますが、マスタートレーナー(トレーナーを評価する)の上野先生に評価とコーチングしていただきました。
ワールドラグビーの資格は、MO(マッチオフィシャル)レベル1、レベル2、レベル3、CMO(コーチマッチオフィシャル)レベル1、レベル2があります。このうち、レベル1とレベル2の講師(評価・認定も担当する人)を務めることができます。そのエディケーター講習会の講師(評価・認定も担当する人)を、トレーナーが行います。
エデュケーターとしての技量とトレーナーとして技量の認定のため、8分間の講習を講師として行い、マスタートレーナーに評価してもらいます。
無事に更新できたと思いますが、Zoomなので、実際のグラウンドや講習会場で行うのと違ってやりにくかったです。
日本協会はこの4月から、MO資格制度を整備し、それぞれの認定のプログラム、講師の資格も新しくなります。C 級、B 級、A級レフリーの他に、ミニラグビーレフリー(MRR)、全ての始まりとなるスタートレフリー資格に加え、CMOのレベル1とレベル2を新設します。日本協会のエデュケーターを、JRFUエデュケーターを新設し、資格制度の講師(評価・認定も担当する人)を講習会によって認定します。
ワールドラグビーのトレーナーとして、WRエデュケータ、JRFUエデュケータの認定にも、しっかりと関わっていくようにしなければ、と感じました。